【原作小説出版順で読む!】シャーロック・ホームズシリーズおススメの読む順番と簡単なあらすじ

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【原作小説出版順で読む!】シャーロック・ホームズシリーズおススメの読む順番と簡単なあらすじ

シャーロック・ホームズの原作小説を読んでみたい、と思っているあなた!

また、他の作品(名探偵コナンや三毛猫ホームズなどなど)を見て、原作に興味を持ったあなた!!

ようこそ、シャーロック・ホームズの世界へ(笑)

しかし、ホームズの原作小説を読もうとすると必ずといっていいほど

  • どれから読めばいいの?
  • どの順番で読むのが正解なの?

という悩みが出てきます。

なぜかというと、シャーロック・ホームズシリーズには「巻数が分かるもの」がないからです。

この記事では
シャーロック・ホームズの小説を初めて読む、もしくは一度読んだけどまた読み返したい、という方へ向けて、おススメの読む順番と作品の簡単な説明を書いています。

あさもり
あさもり

小学校のころからホームズにはまり、40代の今また読み返している管理人が独断と偏見でお送りしております。プロフィールはこちら→最初の挨拶

結論ですが。

私の考えるおススメの読む順番は、ズバリ「原作発表順」です!

原作出版順で読む!!シャーロック・ホームズシリーズ

  1. 緋色の研究【長編】
  2. 四つの署名【長編】
  3. シャーロック・ホームズの冒険【短編集】
  4. シャーロック・ホームズの思い出【短編集】
  5. バスカヴィル家の犬【長編】
  6. シャーロック・ホームズの帰還【短編集】
  7. 恐怖の谷【長編】
  8. シャーロック・ホームズ最後の挨拶【短編集】
  9. シャーロック・ホームズの事件簿【短編集】
  10. シャーロック・ホームズの叡智※新潮文庫のみ※【短編集】

コアな話はしません。

初めてホームズを手に取ってくださる人へ

昔読んだけどまた読んでみたい人へ

緋色の研究を読み始めたものの挫折してしまった人へ

ハートは熱く、しかし情報はライトに紹介していきます。

あさもり
あさもり

それではどうぞ!

シャーロック・ホームズ超基本情報

作者アーサー・コナン・ドイル(1859年~1930年)
時代1887年~1927年にかけて
作品数60編(長編4、短編56)
ジャンル探偵小説
ひとこと解説読者も一緒に推理するのではなく、ホームズの手腕を楽しむ物語

もう少し詳しく知りたい方はこちらもどうぞ→→【基本情報】シャーロック・ホームズシリーズ原作とは?

作者ドイルはその生涯を終える数年前まで、ホームズを書き続けました(何度もやめようとするのですが笑)

ドイルの死後も人気は衰えず、現代まで読み継がれている作品です。

しかし、シャーロック・ホームズシリーズを読もうとすると

  • どれから読めばいいのか分からない

という悩みが必ずといっていいほど出てくるんですよね。

これは

  1. 巻数にあたるものがない
  2. 出版社が多い(タイトルも若干違う)
  3. 新潮文庫だけ10巻出ている

といった事情があるためではないかと推測します。

※2023年10月追記

2023年9月に発売された河出書房の「シャーロック・ホームズ全集」は、巻数らしきものの記載があります!

只今「緋色の習作」「四つの署名」「シャーロック・ホームズの冒険」の3巻が発売中!

私もお小遣いと相談して購入中・・・

あさもり
あさもり

ホームズ愛好者向けです

シャーロック・ホームズを読む順番おススメ

シャーロック・ホームズシリーズを読む順番のおススメはズバリ

イギリスで初出版されたときの「原作出版順」です!

原作出版順で読む!!シャーロック・ホームズシリーズ

  1. 緋色の研究【長編】
  2. 四つの署名【長編】
  3. シャーロック・ホームズの冒険【短編集】
  4. シャーロック・ホームズの思い出【短編集】
  5. バスカヴィル家の犬【長編】
  6. シャーロック・ホームズの帰還【短編集】
  7. 恐怖の谷【長編】
  8. シャーロック・ホームズ最後の挨拶【短編集】
  9. シャーロック・ホームズの事件簿【短編集】
  10. シャーロック・ホームズの叡智※新潮文庫のみ※【短編集】

こちらの記事も合わせてどうぞ!最初に読むのは「緋色の研究」がおすすめ!【シャーロック・ホームズシリーズ原作】

原作出版順で読むことのおススメの理由は、主にふたつ。

  1. 『「空き家の冒険」を「最後の事件」より先に読んではいけない』という暗黙のルールが存在するので、うっかり間違えて読んでしまわないようにするため
  2. ドイルはホームズシリーズを辞めたがっていた。その当時のドイルの苦悩が垣間見れるため

特に①の「空き家の冒険」という作品に関しては絶対に最初に読んではいけません。

「シャーロック・ホームズの帰還」を「シャーロック・ホームズの思い出」より先に読んではいけない

とも言えますね。

余計こんがらがってきた!!

と思ったあなた・・・大丈夫です!

おススメの順番通りに読んでいけば、間違えることなく読み進められます。

謎の猫
謎の猫

安心して読むにゃ♪

一層詳しく書いてしまいより一層分からなくなったがしかし超絶重要事項な記事はこちら→→【最後の事件より前に空き家の冒険を読んではいけない!】シャーロック・ホームズシリーズを読む順番について超重要事項

ここからは順番通りに簡単に説明していきます。

1、緋色の研究【長編】

ホームズとワトスンが出会う物語

二人の人物紹介が丁寧に描かれている

ワトソンがホームズに合うまでのワクワク感がたまらない

「アフガニスタンに行ってきましたね?」しびれるぅ!

事件はスコットランドヤードのグレグスンから助けを求める手紙が届くところから始まる

空家で外傷のない外国人の死体が発見された

外傷はないのに血痕が数か所残されている

壁には血文字で「RACHE」と書かれていた――

ホームズの推理の組み立て方や鋭い観察眼が盛りだくさん

読んでいてワクワクする最強の始まりの一冊!

あらすじや私独自の感想はこちら→→コナン・ドイル原作【緋色の研究】あらすじと感想と名言!【シャーロック・ホームズシリーズ長編第1弾】

2、四つの署名【長編】

ベーカー街を訪れたのは若くて美しい婦人、メアリ・モースタン。

父が突然消息を絶ち10年

6年前から毎年決まった日に高価な真珠がひとつずつ送られてくる

今朝届いた手紙には待ち合わせの時間と場所が記されていた

鍵のかかった部屋で起きた殺人事件

そこには「四つの署名」と書かれてあるメモが――

なぜ高価な真珠が送られてくるのか
父はどこへ行ってしまったのか
四つの署名とはなんなのか

ワトスンが大活躍する、ホームズシリーズ2作目長編

彼の恋の行方はいかに?!

あらすじや私独自の感想はこちら→→コナン・ドイル原作【四つの署名】あらすじと感想と名言!【シャーロック・ホームズシリーズ長編第2弾】

3、シャーロック・ホームズの冒険【短編集】

シャーロック・ホームズシリーズが爆発的人気を博した短編集。

・アイリーン・アドラー登場作品「ボヘミアの醜聞」

・「赤毛トリック」の元となった作品「赤毛連盟(赤髪組合)」

・感情をむき出しにするホームズが見られる「オレンジの種五つ」

・ヴィクトリア朝のクリスマス、誰も死なない事件「青いガーネット」

・様々な事件が掲載されている、まさに「冒険」物語。

  1. ボヘミアの醜聞
  2. 赤髪組合
  3. 花婿失踪事件
  4. ボスコム谷の惨劇
  5. オレンジの種五つ
  6. 唇の捩れた男
  7. 青いガーネット
  8. まだらの紐
  9. 技師の親指※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  10. 花嫁失踪事件
  11. 緑柱石の宝冠※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  12. ぶな屋敷

あらすじや私独自の感想はこちら→→【シャーロック・ホームズの冒険】各12話一挙紹介|短編集|まとめ

4、シャーロック・ホームズの思い出(回想)【短編集】

シャーロック・ホームズシリーズ時系列最初の事件と最後?の事件が収録されている、まさに「思い出」短編集。

・ホームズの失敗談と言われているが、アメリカの人種問題もかかわっていて考えさせられる作品「黄いろい顔」

・ホームズが探偵を職業とすることを決めた事件「グロリア・スコット号」

・ホームズより高い推理力を持つ兄のマイクロフト登場作品「ギリシャ語通話」

・「最後の事件」ホームズ最大の敵モリアーティ教授との死闘

ホームズとワトスンの運命は?!

  1. 白銀号事件
  2. 黄いろい顔
  3. 株式仲買店員
  4. グロリア・スコット号
  5. マスグレーヴ家の儀式
  6. ライゲートの大地主※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  7. 背の曲がった男
  8. 入院患者
  9. ギリシャ語通訳
  10. 海軍条約文書事件
  11. 最後の事件

5、バスカヴィル家の犬【長編】

光る双眼と火を吐く口を持ち、全身は青い炎で燃えている・・・!

代々バスカヴィル家は、伝説の魔犬に呪われているという

現在の当主であるチャールズ・バスカヴィル卿が不可解な死を遂げる

そこには巨大な犬の足跡が残っていた!

チャールズの甥にあたるヘンリー・バスカヴィルが相続人となるため、
ヘンリーの身を案じたモーティマー博士がホームズに相談へやって来る

ヘンリーの靴が片方だけなくなるという、奇妙な出来事が起こる

これはいったい何を意味するのか

ホームズとワトスンは魔犬からヘンリーを守れるのか

極限の緊張感とスリルの中で、点と線がつながっていく――

ホームズ物語における最大の長編と名高い作品

6、シャーロック・ホームズの帰還(生還・復活)【短編集】

新たな時系列が動き出す「空家の冒険」が収録してある短編集。「最後の事件」を読んでない人は読まないでね!

・「最後の事件」より先に読んではいけない「空家の冒険」

・あさもり一押し!名言”人間の発明したものなら、人間に解けないはずはありません”(新潮文庫・延原謙訳)が登場する超有名な暗号トリック「踊る人形」

・邦題がネタバレ、という斬新な「犯人は二人」。ホームズが捜査のため婚約までしてしまう貴重なエピソード

・ナポレオンの胸像が何者かに壊される奇妙な事件「六つのナポレオン像」

・国際問題に発展してしまう手紙を紛失。冒頭で「ホームズは引退しており」今になって公開するというワトスンの言葉が記されている。ドイルがホームズを終わらせたいという気持ちが伝わってくる(笑)「第二の汚点」

空家の冒険がなければ一番におススメしたい、成熟した魅力的な短編集

  1. 空家の冒険
  2. ノーウッドの建築士※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  3. 踊る人形
  4. 美しき自転車乗り
  5. プライオリ学校
  6. 黒ピーター
  7. 犯人は二人
  8. 六つのナポレオン
  9. 三人の学生※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  10. 金縁の鼻眼鏡
  11. スリー・クォーターの失踪※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  12. アベ農園
  13. 第二の汚点

7、恐怖の谷【長編】

8、シャーロック・ホームズ最後の挨拶【短編集】

またもやドイルがホームズを終わらせたがっている題名となっている短編集。

・ウィステリア荘へ招かれるも、朝になると主人と使用人がおらずもぬけの殻に。別の場所で主人の遺体が発見される奇怪な事件

・マイクロフト・ホームズ再登場の「ブルース・パティントン設計書」

・ベーカー街221Bの女主人であるハドソン夫人が活躍する「瀕死の探偵」

・ホームズシリーズ時系列最後の作品、三人称で書かれる「最後の挨拶」

ホームズシリーズのエピローグとなる短編集

  1. ウィステリア荘
  2. ボール箱
  3. 赤い輪
  4. ブルース・パティントン設計書
  5. 瀕死の探偵
  6. フランシス・カーファクス姫の失踪
  7. 悪魔の足
  8. 最後の挨拶

9、シャーロック・ホームズの事件簿【短編集】

原作最後の単行本となる(新潮文庫では叡智が追加)

・「ガリデブ」という名字が三人見つかったら彼らに財産を渡すと遺言した大富豪がいるという「3人ガリデブ」 ※ガリとデブではない

・のちの推理小説に影響を与えた”ソア橋トリック”の「ソア橋」

・ドイル最後のホームズシリーズ作品「ショスコム荘」。ドイルはこの3年後にその生涯を閉じた。

  1. 高名な依頼人
  2. 白面の兵士
  3. マザリンの宝石
  4. 三破風館
  5. サセックスの吸血鬼
  6. 三人ガリデブ
  7. ソア橋
  8. 這う男
  9. ライオンのたてがみ
  10. 覆面の下宿人
  11. ショスコム荘※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※
  12. 隠居絵具屋※新潮文庫ではシャーロック・ホームズの叡智に収録※

10、シャーロック・ホームズの叡智※新潮文庫のみ※【短編集】

内容の詳細は割愛させていただく

  1. 技師の親指
  2. 緑柱石の宝冠
  3. ライゲートの大地主
  4. ノーウッドの建築士
  5. 三人の学生
  6. スリー・クォーターの失踪
  7. ショスコム荘
  8. 隠居絵具屋

【どの出版社で読む?】主な出版社と簡単な特徴

シャーロック・ホームズシリーズは、たくさんの出版社とたくさんの訳者が手掛けた邦訳書が出ています。

新潮文庫、光文社文庫、創元推理文庫、角川文庫、河出文庫、ちくま文庫、偕成社などなど・・・

私が実際に読んだ3社(新潮文庫・光文社・創元推理文庫)の簡単な特徴をまとめました。

どの出版社で読むかの参考になればうれしいです。

新潮文庫超王道。ホームズが生きた時代、ヴィクトリア朝の雰囲気を楽しみたい
光文社文庫古風ではなく、現代風にサクサク読みたい
創元推理文庫新潮文庫と光文社文庫の間くらいの古風な感じで読みたい
簡単すぎやしませんか

もう少し詳しく知りたい方はこちらもあわせてご覧ください!
3つの出版社を比べてみた【新潮文庫・光文社文庫・創元推理文庫】シャーロック・ホームズシリーズ原作

シャーロック・ホームズシリーズがおもしろいかどうかお試しで読みたい人へ

  • ちょっと試し読みしたいだけ
  • ホームズとワトスンの出会いは読みたいけど長編はイヤ!

というそこのあなた!!

大丈夫です、サクッと読みたい人におススメの読み方があります。

名付けて、

緋色の研究【長編】を【短編】にしてしまおう作戦!!

緋色の研究【長編】を【短編】にしてしまおう作戦

やり方は簡単!

手引書
①第一部を読む

②第二部を華麗に飛ばし、第十三章「ワトスン博士の回想録(続編)」から最後まで読む(※新潮文庫はP203から)

はい、これだけです!

新潮文庫はもくじがないので、大まかなページ数を補足しておきました。

これで緋色の研究が短編に早変わり!!

デメリットは事件の背景に重みがなくなってしまうこと。

しかし、ホームズとワトスンの出会いも人物像も把握できるし、サクサク読めておススメです。

緋色の研究は途中で挫折する人が多いので、とにかく最後まで読んでほしくてこの作戦を作りました。

できることなら第二部を読んでほしいので、ぜひまた手に取ってくださいね!

読む順番おまけ:私が「シャーロック・ホームズの冒険」を最初に読むことをおすすめしない理由

「シャーロック・ホームズの冒険」はシリーズが爆発的な人気となった短編集です。

読みやすく有名な作品も入っています。

でも、私は「シャーロック・ホームズの冒険」を最初の一冊としてはおススメしません。

第一編である「ボヘミアの醜聞」はシャーロック・ホームズにとって忘れられない特別な事件であり、ホームズの人物像を知らずに読むと面白さが半減するからです。

詳しくはネタバレになるので書けませんが、ホームズがしっかりと最後まで事件を解決する作品を最初に読んでほしい!!

もし手元に「シャーロック・ホームズの冒険」があり読んでみようかと思っている場合は、第2編目である「赤毛連盟(組合)」から読んでください。

読む順番おまけ2:「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」と「シャーロック・ホームズの事件簿」もできれば最初に読まないでほしい

お願いばかり続きますが・・・できれば「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」と「シャーロック・ホームズの事件簿」も最初に読まないでほしいのです。

理由はタイトルから想像できると思いますが、

  • ホームズとワトスンが出会ってから年月が経っていること
  • タイトルにもあるようにドイルがホームズを終わらせようとしている作品が入っているため

最初の一冊には選ばないでほしいです。

シャーロック・ホームズシリーズを読む順番のまとめ

シャーロック・ホームズシリーズを読む順番について解説してきました。

①おススメの読む順番はこちら

原作出版順で読む!!シャーロック・ホームズシリーズ

  1. 緋色の研究【長編】
  2. 四つの署名【長編】
  3. シャーロック・ホームズの冒険【短編集】
  4. シャーロック・ホームズの思い出【短編集】
  5. バスカヴィル家の犬【長編】
  6. シャーロック・ホームズの帰還【短編集】
  7. 恐怖の谷【長編】
  8. シャーロック・ホームズ最後の挨拶【短編集】
  9. シャーロック・ホームズの事件簿【短編集】
  10. シャーロック・ホームズの叡智※新潮文庫のみ※【短編集】

②「空き家の冒険」を「最後の事件」より先に読んではいけない暗黙のルールが存在するので注意

③Amazon Kindleで試し読みができるので、ここ↓↓で読んでみて出版社を決めるのもあり↓↓

30日間無料体験!

④ホームズシリーズが面白いかどうかお試しで読みたい場合は、緋色の研究を読み飛ばして短編にする作戦はいかがでしょうか?

⑤「シャーロック・ホームズの冒険、最後の挨拶、事件簿」はできれば最初に読まないでほしい

シャーロック・ホームズシリーズを完読してほしいという想いを込めて書きました。

ひとりでも多くの人に読んでもらえると嬉しいです!

⑥いやもう読むのはお腹いっぱいなんだよ!という人は、原作の映像化作品であさもりが大好きなこちらはいかかでしょうか?↓↓

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